ゴンキル小説

□可愛いひと
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『大切なひと』から数日後。
元拍手お礼文。ただ甘いだけの激短妄想文です。






「キールアっ」


ちゅ


「隙ありー!」

「っ!
オマエなぁ、やれるもんならやってみろっつったけど、何も毎日するこたねーだろ!」

「へへー」


はじめてちゅーした(された)あの日から、オレは毎日キルアにちゅーしてる。

ほっぺだったり、おでこだったり、手の甲だったり、口だったり。
その時によって違うけど、その度にまるではじめてみたいに真っ赤になって怒るキルア。ほんとキルアは可愛いよね。


ったく、なんて文句ばかり言う口にもう一度ちゅーしようと近付いたら、今度は片手で口をふさがれちゃった。


「んな何度もさせっかよ」


にや、と笑うキルアが可愛くて可愛くてたまんない!
口をふさがれたまま両手でぎゅっと抱きしめたら、ぎゃ!なんて色気のない悲鳴をあげて、赤い顔のままジタバタ暴れる。

でもその力は全然弱くて、抵抗がポーズだって丸分かり。
大体通常状態のキルアの隙を付くなんて、絶でも使わなきゃ無理だよね。

だから形だけの抵抗なんか気にせずに、おでことおでこをコツン、とぶつけて



「ごめんね?だってキルアが好きなんだもん」


と、モゴモゴしながらおねだりすれば、


「……何言ってんのか解んねーよ」



一層真っ赤な顔で憎まれ口を叩きながら、手のひらを離してちゅーしてくれた。







-オワリ-






『嫌いな人〜』と『大切なひと』でごちゃごちゃ言ってたのが嘘みたいな、甘いだけのゴンキル^^;

とりあえず、付き合いたてはスキンシップ過多でしょう!




ご来訪ありがとうございます!

2012/12/12 ユキ☆

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