ゴンキル小説

□11/22(良い夫婦)の日…バトンより会話文
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良い夫婦(11/22)のバトン


さあ、創作も二次もどうぞお好きに使って下さいな。
内容は簡単。
下のシチュエーションであなた方の夫婦達がどうなるかを書くだけ。

あー、参列される夫婦は2人1組のみですよー
ちょっとふざけまくってます。
ではれっつごー




――登場人物は、ゴンキル+ビスケ。ほぼ会話文です。

――場所はグリードアイランド内の換金ショップ。倒したモンスターカードを換金しに行った先のおっちゃん(ゲームのキャラ)との会話からはじまります!











・良い夫婦の日を知る二人

キ「おっちゃーん、換金よろしく」
男「はいよー。………今日は5万6000ジェニーだね」
キ「さんきゅ。……って、何見てんだよ、ゴン」

――壁に貼られたポスターに釘付けになっているゴンの視線を追うキル。

キ「何々?今日は…いい夫婦の日大会?何だそりゃ」

――毎月一回アントキバで行われるカード争奪戦バトルは、先月がじゃんけん大会、今月はいい夫婦の日大会らしい。

男「ああ、いい夫婦の日ってのは、11/22の語呂合わせさ。いわゆるベストカップルを選ぶんだ」
キ「へぇ〜…」
ゴ「ねぇおじさん。優勝カップルに贈られる《永遠のくちづけ》ってどんなカードなの?」
男「さぁな。何しろ幻のカードだからなぁ」
ゴ「ゲームクリアに関係あるのかな…」
男「いや、いい夫婦意外には不要なアイテムらしいぞ」
キ「んじゃいらねーな」
ビ「宝石じゃないならどうでもいいわ」

――興味なさそうにバインダーにお金をしまうビスケ。
――頭の後ろで両手を組んで、さっさと店を出て行くキルア。それを追いかけながらも、ちょっと気になるゴン。



・嫁がソワソワしている

ゴ「いい夫婦、ってどういう大会なんだろうね」
キ「いかに仲が良いか競い合うんじゃね?」
ゴ「どうやって?」
キ「そりゃあ……人前で手を繋ぐとか?」
ビ「それぐらい誰でもしてるわな」
キ「んじゃ人前でキスするとか?…って、出ねーんだからどうでもいいだろっ(ソワソワ)」

――ソワソワの意味がちょっと違う件w



・デートにでることに

――ここらのモンスターはあらかた片付けたゴンキル。ポップするまで組み手をすることになった。

キ「…いってぇ!」
ゴ「はい、またキルアの負けー」
ビ「負けたほうは片手腕立て1000回。ほら、さっさとやる!」
キ「ちっくしょ…」

――仕方なくその場で腕立てを始めるキル。息を整えながら首を傾げるゴン。

ゴ「どうしちゃったの?連続負けなんてキルアらしくないよ?」

――そもそも、断然勝率が高いキルアが負けること自体珍しい。

キ「べつに…っ、なんでもねぇよ」
ビ「311、312、313………邪念が多いんだよ」
キ「ばっ…、邪念なんかねぇっつの!」
ビ「326、327、328………どうだかねぇ」
ゴ「邪念?」

――にやつくビスケを睨むキル。無言で腕立て。
――しばらく考えていたゴン。ふいに「あ、」と声をあげた。

ゴ「いい夫婦が気になってるんでしょ?」
キ「なっ…、ちがっ(あたふた)」
ビ「630、631、632……(認めてるようなもんだわさ)」
ゴ「え?違うの?」
キ「ちげーよ!」
ゴ「なぁんだ。オレは気になってるんだけどな」
キ「……」
ビ「705、706、707……(にやにや)」
ゴ「……」
キ「……」
ゴ「……」

――意外と策士なゴン。残念そうにしゃがみこんでキルを見つめる。観念したキルはカウントしながら肯定した。照れ隠しである。

キ「793別に、794なってないとは、795言わないけどさっ」
ゴ「ホント!?良かったー」
キ「見に行くだけなら807、いいんじゃね808」
ゴ「やった!ねぇ、ビスケ。この後見に行っちゃだめかな?」
ビ「仕方ないね。たまには二人で行っといで」
ゴ「ありがとうビスケ!ね、キルア。デートだねー」
キ「ばっ、ばばばか、デートじゃねぇよ!偵察だ!」
ビ「868、869、870……(そんな偵察あるかいな)」



・仲睦まじい老夫婦を目撃する

――片腕立て1000回をクリアし、デート(キルアいわく偵察)に出た二人。
――大会の行われる広場に近付くにつれ、仲睦まじいカップル達が増えていく。

ゴ「なんかすごいねー」
キ「…ああ」

――顔を寄せ合うカップルを見てしまい、思わず俯くウブなキル。そわそわv

ゴ「あ、見て!仲良しさんだね」
キ「ああ…」

――広場のベンチに腰掛け、そっと手を握り合う老夫婦を目撃。
――ゆったりとした会話の中で、時折顔を見合わせて微笑み合う老夫婦に「うちとは違うなー」と実家の家族を思うキルア。

キ「(いいな、ああいうの…)」

――そんなキルアの心中を察したのか、ゴンがそっと手を握ってきた。

キ「…!」
ゴ「いいね、ああいうの」

――にっこりと笑うゴンに見惚れながらも、素直になれないキル。視線を外した。

キ「…そうか?所詮ゲームのキャラだろ?」



・若ギャルピチピチド派手なDQNカップルを目撃する

――中央の芝生に横たわり、抱き合うカップルを目撃。足を絡めたり、ちゅーしたり、やりたい放題w

ゴ「…うわぁ」
キ「…だからゲームのキャラなんだって」



・先程目撃した二組と自分を比べる嫁or旦那

――握られた手を離すタイミングもなく、なんとなくそのままベンチに座る二人。
――右斜め前の老夫婦と、正面のDQN。憧れるのは老夫婦なキルア。
――しかしついDQNに目がいってしまってドキドキ。

キ「(人前でよくやるよなー。ゲームのキャラだからしょうがないか…)」
キ「(でもこれって、ゴンの親父さんが考えたゲームなんだよな。ってことはこういうのやりたいってことか?)」
キ「(ゴンはどう思ってるんだろ…)」

――チラ、と見るとゴンと目があう。屈託のない瞳に恥ずかしくなるキル。

キ「(ゴンに限ってそんな事思わないよな。ごめん、ゴン)」
ゴ「芝生でゴロゴロするのって気持ち良さそうだね。オレ達もヤる?」

――ひっそりと謝る純真なキルアに、真っ直ぐなのか爽やかに迫ってるのか解らないゴンw



・お店に入りランチタイム

――いつまでたっても始まらない大会にしびれをきらし、広場を囲む出店でホットドックを買うことに。


・嫁or旦那が怪しい料理をチョイスする

ゴ「あ、オレ《本日限定、いい夫婦ドック》にする!」
キ「何だよその怪しいのは!って、長っ!」
店員「お二人で両端から食べて下さいね〜」



・食べさせっこしてみることに

――結局1人で持つのも大変な、超ロングの《本日限定、いい夫婦ドック》を買ったゴン。

ゴ「オレこっちから食べるから、キルアは反対からね!」
キ「んな恥ずい事出来るかっつーの!」
ゴ「あ、しなってる!ケチャップがこぼれそう!」
キ「その前に先から具が落ちそうじゃねーか!」
ゴ「キルアが反対から食べてくれないからじゃん」
キ「だから1人で支えきれねーモン買うんじゃねーよ!」

――ぶつくさ言いながらも結局反対から食べるキルアvポッキーゲームならぬホットドックゲーム(?)笑



・買い物(お店は自由)

キ「あ、お菓子屋発見!ちょこロボくんあるかな」
ゴ「好きだねー、キルア」

――目を輝かせるキルア。苦笑するゴン。



・公園の散歩中、プロ級のダンスを披露する老人の集団を発見する

キ「すげーな」
ゴ「ネテロさんみたいな身のこなしだね」
キ「つーか、混ざってたりしてな」

――ハンター協会のネテロ会長が踊る姿を想像し、噴き出す二人。



・散歩中、どう聞いてもウォフウォフ泣くチワワに出会う

――スルーw



・公園を出たあと旦那が呟く

――夕方。はじまった気配も終わった気配もない《いい夫婦大会》の会場から出ようとする二人。

キ「なんかよくわかんねー大会だったな」
ゴ「うん。もしかして延期したのかな?」
キ「かもしんねーけど。一応横断幕は出てるから時間が変わったのかもな」
ゴ「そうだね。…でも、」
キ「ん?」
ゴ「久しぶりに二人で出かけられて嬉しかった」
キ「おまっ…。だからそーゆー事さらっと言うなって!」

――赤面した顔を隠すためそっぽを向くキルア。その表情に満足そうなゴン。



・帰り道、良い雰囲気になるので手を繋ごうとする旦那

――すかさずホットドックを食べるために放していた手を繋ごうとするゴン。
しかし、



・手を繋ごうとすると後ろからいきなり
「お前にはまだ早い!」といわれる

キ「げっ。ビスケ!?」
ゴ「どうしたの?」
ビ「どうしたのじゃないわさ。もう一度戻ってしっかりいい夫婦っぷりをアピールしといで!」
キ「なんでいつの間にか参加してる事になってんだよ。つーか、見てたな!?」

――カーっと頬を赤らめたキルアに、ふん、と鼻をならすビスケ。

ビ「当たり前じゃない。あんたらみたいなヒヨッコをこんな危険な場所に放置するわけないでしょ。それより戻りなさい」
ゴ「なんで?」
ビ「レインボー・パールのために決まってんでしょ」

――《永遠のくちづけ》が特大真珠になるという噂を聞いて駆けつけたらしい。
――そもそも「お前にはまだ早い!」じゃなくなってるというね(爆)



・帰宅

――結局《永遠のくちづけ》は老夫婦のものになり、がっかりするビスケ。
――しかしそれは真珠ではなく、対の結婚指輪に変化したため、温かい気持ちになる3人。

ゴ「素敵なご夫婦だったね」
キ「ああ。でもあの二人、ゲームのキャラじゃなかったんだな」
ゴ「そう思うと凄いよね」
キ「色んな意味でな」

――老人の身でありながら、弱肉強食のこのゲームの世界で生き抜いていることに驚く二人。

ビ「何年前に入ったのか解らないけど、出られないのか出る気がないのか。解らないわね」
キ「確かに」



・一緒にお風呂

――岩場の温泉で。先客(おサル)と一緒にw



・一緒に寝る(健全な意味で)

キ「今日はココに来る前に戻ったみたいだったな」
ゴ「そうだね。久しぶりにキルアと遊べて楽しかったよ」
キ「…おう」
ビ「和んでるとこ悪いけど、今日遊んだ分しっかり修行して貰うわよ〜」

――ふふふwと笑いながら岩に結んだ紐をふたつ差し出すビスケ。
――(修行の一つ。熟睡しちゃうと紐を持った手が緩んで岩が頭に落ちてくる。キルアは幼い頃から似たような修行をしていたので得意。)

キ「…まぁオレはいいけどさ」
ゴ「う…。でも大分慣れたから大丈夫!…の、はず!」

――ぐっ、と握りこぶしを固めるゴンちゃんと、苦笑するキルア。いつもの二人ですv



・良い夫婦でいれるかな?

――もちろんですよ!^^ゴンキル大好き!!






・お疲れさまでした(笑)

――お疲れ様でしたv






オワリ







ちょっぴりうぶなキルアたんと、さり気なく攻めてるゴンちゃんと、保護者みたいなビスケたんとの会話文でした♪

ビスケの話し口調が適当、かつ、ぐだぐだになったけど楽しかったです^^




ご来訪ありがとうございます!

2012/12/3 ユキ☆

  Clap
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