Side story.

□番外編:恐怖の害虫駆除
1ページ/14ページ


「…何?現実世界から来客だと?」

「うん、さっきクレイジーから連絡あった。右手がやらかしたんだって(笑」

「笑い事じゃないだろ…」










『番外編:恐怖の害虫駆除』


「…G&W、準備はできたか?」

G&W「おっけーおっけー、ちゃんと荷物全部片づけたぜー」


深い森の中。

白衣を身に纏った男―――ドクターと、
外見はまさしく「紙」。動く度にピコピコと音がする不思議な存在、G&Wの2人は少し大きめのリュックや荷物を抱え、立ち上がった


ドクター「…此処まで来た甲斐があったものだ。おかげでとても珍しい植物や毒が採取できたしな。…これで研究がまた捗るぞ」

G&W「"ドク"ターが"毒"を採取する……かなり面白くね?」

ドクター「……。帰るぞ」

G&W「おいおい、無視するなよ〜」










かれこれ数時間。
森を出たドクター達は列車で移動し、ようやくスマブラ館付近に到着した。

今は館までの少し長い森を歩いている。
空は太陽も沈み、真っ暗になっている。


G&W「はぁ…疲れたー…」

ドクター「…うん、いつ見ても素晴らしい出来だ…!」


ドクターが目を輝かせながら見ているもの。

それは帰りの列車の中で作った発明品。
外見は乱闘に登場する煙玉とうり二つ。彼の手元に4つある。

これらは森の中で採取した毒から作った投擲武器だ。


G&W「…それさー、使う事あるのか?」

ドクター「……。念のため、だ」

G&W「あっそ…」

ドクター「…よし決めた。この武器の名は"超強力猛毒煙玉君その1"から"その4"だ」

G&W「やっぱネーミングセンスないよな、ドクターって(笑」

ドクター「Σうるさいっ!;」


.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ