Side story.
□番外編:恐怖の害虫駆除
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「…何?現実世界から来客だと?」
「うん、さっきクレイジーから連絡あった。右手がやらかしたんだって(笑」
「笑い事じゃないだろ…」
『番外編:恐怖の害虫駆除』
「…G&W、準備はできたか?」
G&W「おっけーおっけー、ちゃんと荷物全部片づけたぜー」
深い森の中。
白衣を身に纏った男―――ドクターと、
外見はまさしく「紙」。動く度にピコピコと音がする不思議な存在、G&Wの2人は少し大きめのリュックや荷物を抱え、立ち上がった
ドクター「…此処まで来た甲斐があったものだ。おかげでとても珍しい植物や毒が採取できたしな。…これで研究がまた捗るぞ」
G&W「"ドク"ターが"毒"を採取する……かなり面白くね?」
ドクター「……。帰るぞ」
G&W「おいおい、無視するなよ〜」
かれこれ数時間。
森を出たドクター達は列車で移動し、ようやくスマブラ館付近に到着した。
今は館までの少し長い森を歩いている。
空は太陽も沈み、真っ暗になっている。
G&W「はぁ…疲れたー…」
ドクター「…うん、いつ見ても素晴らしい出来だ…!」
ドクターが目を輝かせながら見ているもの。
それは帰りの列車の中で作った発明品。
外見は乱闘に登場する煙玉とうり二つ。彼の手元に4つある。
これらは森の中で採取した毒から作った投擲武器だ。
G&W「…それさー、使う事あるのか?」
ドクター「……。念のため、だ」
G&W「あっそ…」
ドクター「…よし決めた。この武器の名は"超強力猛毒煙玉君その1"から"その4"だ」
G&W「やっぱネーミングセンスないよな、ドクターって(笑」
ドクター「Σうるさいっ!;」
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