過ちの君へ〜The scar for us〜

□第四幕
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始まった試合。
刹架との試合は久し振りで嬉しくなる。
彼もだろうけど。
その証拠に、いつもは不機嫌な顔が歓喜に満ちてるし。

ちょっと本気でやろう…

そう思いながら、僕はサーブを打った。



*****



「あの先輩…本当に、マネージャーなのかよ…」


二人の試合を見ていた堀尾達。
そのレベルの高さに、目を丸くする。
リョーマも興味深そうに見つめていた。


「おーらよっ!」

「くっ…」


圧倒的に刹架が不二を押している。
その顔には余裕の笑みを浮かべながら。



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