詩人の空き部屋

詩とか書くか
◆蝶よ 

光を求め
闇をさまよう蝶の
その羽ばたきよ
永久(とわ)に響け


朝陽の当たる場所
目指して翔んでは
みたものの
進めど 進めど
闇ばかり

いっそ来た道
戻ってみようかと
振り向けども
蜘蛛の網張りめぐり
引き下がる事も出来ず
もがき苦しむ貴方

迷わず信じて進め
貴方に支えられた
私がせめて
灯火をつけて
あげるから

ドコまでも翔んで行け
私が今度は支えるから

翔び続けて
貴方の夢と共に
いつかは
たどり着けるから

花に辿り着こうと
必死に翔ぶ貴方を
遮るものが多くて
もしも 挫けそうなら
何時でもいい
私に打ち明けて

大切な貴方の命は
この世で一つしかない
苦しんで耐えきれなく
なる前に

支え合い
生きていく事
人が忘れはじめた
唯一の絆を
再びその胸に

迷わず信じて進め
貴方に支えられた
私がせめて
灯火をつけて
あげるから

ドコまでも翔んで行け
私が今度は支えるから

翔び続けて
貴方の夢と共に
いつかは
たどり着けるから

2008/09/28(Sun) 00:46

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ