☆他
□●貴方だけ
1ページ/1ページ
『 貴方だけ 』 右側視点
― 鉢久々 ―
抱きつくのがすきなのかな?
これって甘えられてるんだよな?
そのときの三郎は嬉しそうにしてるけど、
俺が甘えるほうが三郎、もっと嬉しそうだって知ってるよ。
― タカきり ―
一言一言がストレートだ。
嘘がない、だから余計にタチが悪い。
あんまり恥ずかしいこといわないでよ・・・
・・・あんまりそういうのなれてないんだからさ。
― 文団 ―
たまにみせる優しい表情が好きです。
たまに褒めるときに撫でてくれるその手が好きです。
不器用な貴方がなんだかとても好きなんです。
― 雷久々 ―
いつも優しいその瞳。
優しい声に優しい笑顔。
優しく抱きしめてくれる君。
でも口付けは荒いよね。
・・・・うれしいけど。
― 不破竹 ―
俺のやることなんでも知っていて
怪我したら必死で心配してくれるよな。
俺、最近おかしいかも。
なんかドキドキ。
― 金喜 ―
いつもいつもありがとう。
なめくじさんたちに優しくしてくれてありがとう。
僕に優しくしてくれてありがとう。
僕、金吾のこと、大好きだよ!
― 伊こま ―
いつも怪我の手当てしてくれてありがと!
でも僕の世話ばっかりさせてるよね・・・。
僕のことほってといてくれてもいいんだよ?
・・・・・・・ちょっと淋しいけど。
― 清団 ―
しばらく会ってないなー。
清八に会いたいなー。
若旦那って呼ぶ声がききたいよ。
あーあ、早く休みになっちゃえよ!
― 綾久々 ―
笑った顔、困った顔、辛そうな顔。
たまにみせる表情、もう覚えたよ。
もうどんな変化でもわかるぞ!
でも、なに考えてるかは読めないな・・・。
もっと傍にいたらわかるだろうか?
― 利こま ―
お元気ですか?
たまにしか会えない貴方を想っていつも空をみています。
淋しいですけど、大丈夫ですから!
だから、無事で帰ってきてください。
おかえりなさいって、いわせてください。
― 団きり ―
なんだろう
なんだか最近団蔵に目が行く。
というより団蔵が俺のまわりによくいるような気がする。
視線も感じることもある。
なんだよ。
いいたいことあるなら言えよ!
気になってしょうがない!
― 三木滝 ―
つい反発してしまう。
いいたいことがあるのになかなかいえない。
態度も気持ちと正反対。
でも・・・ちゃんと好き、なんだぞ。
― 次孫 ―
ジュンコがいないときの次屋は機嫌がいい。
いつもよりやることが派手だ。
でもだからかな、
僕も甘えたくなるんだ。
人間ではお前が一番だよ。
― 土井きり ―
おせっかいな人だとおもった。
でもその優しさが嬉しかった。
甘えるのは得意じゃない。
でも先生にたまに思い出が重なってみえて
なんだかとても悲しくなるんです。
今日だけ・・・一緒に寝てもいいですか?
― タカ久々 ―
髪を梳くその手の感触が気持ちいい。
以前より痛んだ手をみるとすこし残念におもう。
お前、髪結いのが向いてるよ。
でも、ここにこなきゃお前とは会えなかったんだな。
そう思うと、すごく幸運だ。
― 長きり ―
傷だらけの手が優しく俺の頭をなでてくれる。
語らなくても、その優しさは伝わってくる。
なんだろう、兄のような父のような・・・でも違うなにかが俺の中にあって・・・。
なんだか複雑な気持ち。
これって・・・そういうこと?