詩歌

□はぴはぴばーすでぃ up!
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「…これ、は?」

通された部屋に用意されていたのは
色とりどりの絹や、金細工、それに
酒や、肴、果物が籠に盛られている

「さ、座って?」
「え?あ、はい」

促され、何となく居心地の悪いそこに腰を下ろす

すすめ出された杯になみなみと注がれる酒を見つめながら
一体何事かと考えるけれど

思い当たる事がなくて、益々混乱する羽目になった


「あ、あの、友雅殿?」
「ん?」
「今日は何かよきことでもあったのですか?」


その言葉に彼は一瞬驚いたような顔のあと
急にくすくすと笑い出した
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