詩歌
□永久に up!
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―――ちぅ
微かに音を立てて
景時の唇に触れたのは
柔らかな、譲の唇で
「…」
黙り込む景時に
我慢できない、といった様子で
譲は小さく肩を振るわせ笑っています
「もう、不意打ちはずるいよ」
「すみません」
くすくす、と
楽しそうに笑う譲に
苦笑交じりの景時はそれだけいうと
ぎゅっ、と譲を抱きしめて
「別に、いいけどさ
嬉しかったしね」
「それならよかった…」
額を合わせ、見詰め合えば
自然と浮かぶ微笑みに
幸せとか、愛しさとか
暖かくてほんわかとした気持ちが胸を埋め尽くして
辺りの空気さえ代えていくようです
「ね、譲くん」
「？」
「皆が帰ってくるまで
こうしてていい？」