Mischievous of fate
□The second story
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「26?」
「はい」
レンはにこやかに答えた。
レーべの村に来た私達は、なぜかレベルの話になった。
「あら勝った。私27よ」
「レベルが?」
「あたり前でしょ!年齢じゃないわよ!」
キシュはレンを睨みつけた。だけどレンはファイに声をかけてた。
「君は?」
「・・・25」
「みんなすごいねぇ。私まだLv1なのに」
私が言うとみんな変な目で私を見た。
「そう・・・よね。ローナはまだ実戦経験がないのよね・・・」
「いいじゃないですか。これから上げていけば」
「別に悪いなんて言ってないわ。それで?これからどうするの?」
「え?アリアハン大陸を出るんじゃないの?」
「無理です」
レンが笑顔できっぱり言った。
「この大陸とロマリアを始めとする大国がある大陸とを結ぶ旅の扉は現在封鎖されています」
「えぇ!?じゃあどうするの!?」
「この村にその封鎖を解く、魔法の玉という物を作っているご老人がいると聞きました」
「その話なら私も聞いたわ。でもその人、家にカギをかけて誰も中に入れないそうじゃない。しかもそのカギは特殊で普通のカギじゃ開かないらしいわよ?」
「・・・俺」
今まで黙っていたファイが突然話始めた。
「その家が開くカギ持ってる・・・」