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感謝部屋 □エン様へ 2ﾍﾟｰｼﾞ/4ﾍﾟｰｼﾞ２ページ目 <blockquote> 「…ね、待って…ぁむ…」 逃げる##NAME1##の唇を逃がさないように##NAME1##の頭裏を掴んでキスをした。待って、と言う##NAME1##はまだその気ではなく呼吸が苦しそうにキスをして、それでも神田は##NAME1##に何度も何度もキスをした。果物のような##NAME1##の唇を官能的に吸い上げて、音を立てる。##NAME1##にその気はなくても、その気にさせる術は知っている。 「…ぁっ、…」 ほら。 びくんと震えた体に口端が上がる。 「ま…待って……」 ##NAME1##の頬と目尻にキスをして顔を離せば、とろん、と##NAME1##の目が熱くなった。 「ど、どうして……」 「触りたくなったから。」 「触りたくなったって……。普通に触るだけじゃ、だめなの…？」 多分、##NAME1##は耳を触るとか尻尾を触るとかの次元を話しているのだろう。熱い瞳をしてそんな事を言う彼女は本当に、嫌な女だ。(これだけで俺の体を掻き乱す。) 「普通に触るだけじゃ足りない。」 「尻尾、触ってたよね。それだけじゃ、だめなの…？」 「尻尾も##NAME1##も触りたい。」 「わ、私もって………ん、」 かああ、と頬を赤らめる##NAME1##が可愛くてつい擽るように指先で太股を撫でた。円を描くように内腿を擽れば、擽ったい感覚と身を捩りたくなる小さな官能的感覚の狭間で##NAME1##が震えた。怖ず怖ずと触れていた神田の肩にはもうしっかりと##NAME1##の手が置かれていて神田が##NAME1##に触れるたび指先が細かく震える。立ち膝のままの##NAME1##を支えるように抱き締めて、片手は滑らかな足を擽って、片手は柔らかい尻尾をやわやわと握っていた。 「…っ、」 ##NAME1##はどちらに感じているのやら、神田の耳に##NAME1##の吐息が聞こえてきた。指の腹で尻尾をくりくりと転がし、指先で弾く。もう片方では太股の裏をなぞるように線をかいて、##NAME1##を煽った。 「……んっ」 ついに神田の手がスカートの中に潜り込み、足の付け根あたりを撫でられて##NAME1##は閉じた唇から声を出した。喉から溢れ出た声に##NAME1##は恥ずかしくなる。 （ただ、足を撫でられただけなのに。） 自分の体は神田に触れられるたび、どんどん敏感になっていっている気がする。尻尾だって、自分のものじゃないのに神田に触られているというだけで、自分のもののように感じてしまう。神経が敏感になってしまう。 そんな自分を悟られたくなくて、##NAME1##は神田の首後ろに腕を回した。神田はそれを待っていたかのように受け入れ、尻尾から##NAME1##の腰を撫で上げる。その手は腰から背中をなぞって横腹に下がり、下にある柔らかな膨らみを見付けると手はそこに吸い付いた。形を確かめるように動く手付きに##NAME1##の心臓がばくばくと鳴り始める。しかし神田の手はそれ一本だけじゃなく、もう片方の手が下着越しに##NAME1##の中をなぞるように撫でた。 「は、ぁ…っ」 息を吸い込んで上擦った自分の声に##NAME1##は自分が恥ずかしくて恥ずかしくて堪らなかった。何とかその声を堪えたくて神田の肩口に口を押し付ければ、 「ん…っ、ん」 「…、声我慢すんな。」 「…ぁっ、」 と体を離されて膝立ちのまま神田と向き合うようにされた。向き合った神田の顔は恥ずかしさに泣きそうな顔をしている##NAME1##を見ると楽しそうな顔をした。 「何泣きそうな顔してんだよ。」 そう声を塞き止める手を取れば##NAME1##が小さく俯いて、一緒に垂れたウサギの耳越しから神田をちろりと見上げた。 「…だって…、わたし、変になっちゃう……」 「…………………。」 変になってしまうのは、多分神田の方だ。##NAME1##の一挙一動にいちいち反応してたら身が持たないとわかっているのに、十分理解しているはずなのに、神田はどうも目の前の彼女が可愛くて可愛くて仕方がないらしい。苛めたくて仕様がない。 「……じゃぁ、もっと変になれよ。」 俯いた##NAME1##の顔をキスで持ち上げて、舌で唇を割った。##NAME1##の口腔内を味わうように舌を動かせば奥から控え目に##NAME1##のが出てきて、舌先が当たればすぐに絡めた。##NAME1##の体の線という線を撫でて、服の下から##NAME1##の胸へと手を伸ばした。すると離れた唇から##NAME1##の嬌声が甘く響いて、神田を煽る。 「んんっ…、ぁ、」 なんて、淫らな格好をさせているのだろう。神田は息を飲んだ。震える足を膝立ちにさせ、スカートの中に自分の手が入り込み、蜜を誘い出すように下着越しに愛撫している。そして服を着せたままその中の膨らみを優しく掴む。優しく掴むと言っても服の上から見ると自分の手が服の下で##NAME1##を蹂躙しているようにしか見えない。弱々しく自分の手を掴む##NAME1##ははぁはぁと息を上げ、ウサギの耳を揺らしている。罪悪感と背徳感が同時に神田を襲い、それがなぜか神田の中で淫靡な光景に映る。 胸の下着をずらせば服の上から##NAME1##の乳首がぷっくりと立ち上がっているのが見えて思わず口付ける。服越しだというのに、いや、服越しだからか、##NAME1##は泣きそうな声を上げる。 「ぁっ…は、んっ……ん、」 じんわりと服越しに神田の舌を感じる。神田の熱い舌が服越しに染みて温い感覚に陥る。熱くて優しい、濡らされていく感覚。体を捩ってその愛撫から逃れたいのに神田がそれを許してくれない。##NAME1##が逃げた分、それだけ強く吸われる。しかも神田の愛撫はそこだけではなく、下半身にも鈍く緩く食い込んでくる。 「あっ…、ぁ、…」 「濡れてんの、わかるか？」 「やぁぁっ」 つう、とそこを撫でられて下着越しに解され敏感になった##NAME1##はびくびくと体を縮めた。神田の指は続けてさわさわとそこを撫で、横にずれる。そして下着の横に指を入れて##NAME1##の蜜に直接触れた。とろとろとした熱い蜜を出すそこを神田の指が迷いなく捉え、ゆっくりと入っていく。 「……んっ、ぅ…」 スカート下から、くちりと音が鳴り神田の指が入っていくのがわかった。最初こそ異物が入ってくる感覚なのに、神田の指が奥へ奥へと進むと異物感から甘くて鈍い感覚に変わり##NAME1##の理性を襲う。これを気持ちいいと認めて良いのだろうか。体は既に快感と受け止め蜜を溢れ出させているが、気持ちいい、と頭で理解して淫らに感じて良いのだろうか。 「ぁっ…んぅ…」 神田の指は##NAME1##の様子を見ながらゆっくりと出し入れを繰り返した。既に落ちそうな腰を神田が支え、指が一本、増えていく。ゆっくり、大きく動く神田の指に##NAME1##の頭が熱くなる。中で指の間接部が、ぐっと曲がりぐるっと混ぜるように動いて##NAME1##は頭を弱々しく横に振った。 「や、やぁっ…！ま、ぜないで…!!」 ぐるぐると混ぜながら出し入れを繰り返す神田の指が気持ち良すぎて腰が落ちる。動く神田の腕に手を置くも神田は混ぜる手を止めてくれない。まるで嫌と言いながらもっとと求める##NAME1##の体をわかっているようだ。落ちる腰を神田がまた支えて指が増える。既に三本も神田の指をこんな簡単に飲み込んでる自分の体が厭らしい。いつから自分はこんな厭らしくなったのだ。…いいや違う。なったんじゃない。神田にそうさせられたのだ。そう思い込んで##NAME1##は神田の指に声を上げる。 「…ふ、…ぁっ、んっ、」 一方神田は上がる##NAME1##の嬌声に自身を熱くさせつつも、段々と快楽に素直になる##NAME1##の表情を見ていた。最初の、体を重ね始めた頃の未知の感覚に堪える##NAME1##も良かったが、薄々とそれが感じている事と理解して甘い声を漏らす##NAME1##も良い。瞳を熱くさせ、頬を染める。唇は濡れていて、そこから可愛らしい嬌声が溢れ出る。未だ口で止めろだろ嫌だと言っているが、熱い瞳がこちらを捉えてもっとと言っている事に彼女は自分で気付いているだろうか。神田はその瞳に応えるべく指を先程より早く動かすと##NAME1##の足がふるふると震える。震える##NAME1##の体を伝ってスカートのプリーツが揺れ、尻尾が震えた。 「尻尾が震えてんぞ…。」 「んんっ、ぁ、知らなっ…ぁっ」 薄く笑みを浮かばせて##NAME1##を見上げると合わさった視線に##NAME1##の中がきゅんと締まる。と同時にウサギの耳を揺らしてこちらを熱く見つめる##NAME1##に神田の下半身が脈打つ。 （…エロすぎるだろ……。） 普通にしていても官能的な光景なのに、ウサギの耳と尻尾、おまけに着衣させたままのこの光景は…。 自分でやっといてあれだが、 視覚的に、クる。 「ん、は、…ぁっ、んんっ、」 震える尻尾にそろそろ限界が近いのだろうと神田は胸を触っていた手を腰に移動させ、##NAME1##を支え直す。止まった指に##NAME1##がくたりと力を抜いたのを見て、キスをした。喘いでからからになった口の中を潤すように神田の舌が##NAME1##の口腔内を動き、##NAME1##は無意識に唾液を求めるように舌を絡めた。今度は##NAME1##が神田を求めるようなキスに互いの熱が高ぶる。 「ふ…、」 ##NAME1##の口内を十分に湿らせた神田の舌はゆっくりと離れ、最後に##NAME1##の唇を甘噛みして、ちゅ、と音を立てた。 「ぁっ…や、」 唇を離したと同時に指の動きをゆっくりと再開させると##NAME1##がまた腕に手を置いた。神田は今度こそ止めてやり、潤んだ瞳の##NAME1##を見上げる。 「…いや？」 「あ…っ！」 ぐるんとかき混ぜれば##NAME1##の腰が落ちそうになり、いっその事落としてしまいたいのに、神田がそれを許してくれない。 「本当に嫌なのか？」 くちくちとわざと音を立てて##NAME1##に囁くようにすれば##NAME1##は小さな手で小さな口を隠して頬を赤くする。こちらを艶っぽく、かつ挑戦的に見上げる神田の目に、どきどきする。 「ん、…んぅ………」 は、と浅く息を吐いて、##NAME1##は耳を揺らした。神田の腕を、するりと撫でる。 「………や……じゃない…。」 その答えに、神田の口端が上がった。 むっちゃり長くてすみません⇒ →次へ ←前へ [戻る] [TOPへ] [しおり]