Love song

□Rhapsody
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どうしようもなかった。

荒廃するすべてを目の前に呟いて、その言い訳じみた台詞は自分の耳にすら入らずに風がかき消していく。


だって仕方ないじゃないか。
俺は正しいと思っていた、間違ってるわけなんかなくて、生前はいやになるほど理不尽な目にあったことだけは覚えていて、死んでまでカミサマになっているのはあんな状況を創りだしたやつに復讐したいからだと思っていたんだ。

なのに。


なのに、あんまりだ。
見つけた答えですら理不尽だった。
どこの誰だかしらないけれど、頼みもしないのに未来予知の力を与えただとか、許してほしいだとか身勝手なことばかり書いていた。
やり直しがしたくて、だなんて馬鹿馬鹿しすぎる。
こっちはそいつに踊らされていただけって話だ。
だから似たようなことをしていたMを止めにいった。
でもその答えは「それで?」だ。


それで????????????…?

ふざけるな。
ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな!!!!!!!!

俺は何のためにずっとこんな場所で過ごしていたんだ。あんな場所で生きなければいけなかったんだ!!!
Mの事情なんて知らない、知りたくもない。
だが俺はあいつとは違って先に進もうとしていたんだ、なのに…!!
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