BlacK

□神様、もう少しだけ…
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『今から、世界を消す』




まるで、それが日常会話だと言わんばかりに、その言葉は紡がれた。





受け止めるにも、

聞き流すにも重いその内容。


だから、抗った。











命は

お前の思うようにはならない



だが憎む事も奪う事もしないで


私の為などという馬鹿な理由で




消していい筈など、

ない。
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