BlacK-2

□しりとり
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呆れ顔の恋人に笑ってみせて、耳元で内緒話みたいに囁いた。

「どうしてもユーリに言ってほしくて、ね」

たちまち真っ赤になったユーリが、恥ずかしいのを誤魔化すように勢いよく顔を背ける。

「私の番はもうすんだ、早く終わらせてくれ」
「あ、そうだったね。じゃあさっそく」



(「俺も、愛してるよ」)(しりとりは終わっても、二人の愛は終わらない)



12.4.26
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