BlacK-2

□a gold goose
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そうして出来た世界は、ずっとずっと続いている。

血なま臭い過去を幾度も繰り返して、ようやく落ち着いた世界を眼下に。
払ってきた犠牲も罪も、命の全てとユーリに抱く愛も胸に刻んで。



もう大丈夫、と手を振った。





よかったね、と聞こえた気がした。


<そして彼は満足し、安息の日を過ごした>



12.3.8
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