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□1.*SilverCat*【ドラコ×ロン】
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ゆったりと自分のために席を取っていた、クラッブとゴイルの元へと戻る。
王様のような尊大な態度で椅子に座り込むと、高く足を組んだ。
すかさず、クラッブとゴイルがドラコに耳打ちした。
ドラコはその言葉に頷いている。
クスクスと3人で笑いあって、何やらご機嫌な様子だ。
きっと今夜の遊びの算段だろう。
どこで遊ぶのかはドラコが決める。
この城の中か、森か、あのマグルの世界か、すべてはドラコの思いのままだ。
彼はいつも笑ってからかって気分屋だ。
本音なんか誰にも言いはしない。
あのつかみどころのない瞳で、まわりをけむりに巻く。
―――ドラコ・マルフォイというヤツは、本当に食えないやつだった。
■END■
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