★小説
□7話 ピエールのお料理講座
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今日はピエールが料理を教えてくれることになり、朝早くからピエールの家に足を運ぶ。
「ではチェルシーさん。今日はケーキとブドウジュースをつくります」
「分かったわ。材料もちゃんと揃えたわよ」
「さすがです!チェルシーさんの牧場でとれたものですからおいしでしょうね」
最近では料理をつくり渡すと、皆口をそろえて言う。それほど信頼されているのだ。
「そんなことないわよ?ピエールだっておいしい食材を・・・」
「いえ、ワタシの使っている野菜はチェルシーさんのがほとんどです」
「そうだったんだ〜。分からなかった」
「そうですよ。では、料理つくりましょうか」
「えぇ。よろしくね」