★小説
□6話 ある島の話
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マルクがある島の話をしてくれるとチェルシーを宿屋に呼んだ。
「で、話しは?早く聞きたいよ」
「あっ、はい。少し長くなるかもしれませんけど…」
「いいのよ。今日の仕事終わったし」
急いで来たのか服が汚れている。バンダナも汚れが昨日よりも目立っていた。
「急いでおわらしたんですか・・・?」
「えっ!分かちゃったか・・・どうしても聞きたくてね〜。楽しみだな。そうだ!アップルパイ焼いてきたの・・・食べる?」
「あ・・・はい。頂きます」
アップルパイを口にすると話し始める。