★小説
□3話 心配
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「じゃあ、わしらは帰るぞ。今日は忙しいからな」
「じゃあなチェルシー」
タロウ一家が帰ると同時にマルセ、ジュリア、ヴァルツが登場した。
「目が覚めたってね。よかったわ〜」
「そうね。心配したわよ」
「まぁ治るまでゆっくりしていろ」
「うん・・・お礼にこれ」
チェルシーは冷蔵庫からチーズケーキと牛乳がゆを渡す。
「まぁ!いいの!?」
「ありがとね」
「フン・・・大好物なんだ」
ニッコリと笑うのに嬉しくなる。そういえばタロウ一家には渡していない。
「あの・・・タロウさん達に・・」
渡したのは、野菜サラダだった。
「わかったわ。それと、チェルシーさんの動物達かわいがられてるわね」
「ありがとう。よろしくね」
マルセ達が帰る。