小説

□『恋人にはヒミツ〜side壬晴〜』
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『恋人にはヒミツ〜side壬晴〜』




よいてー?

こんなとこで寝たら風邪引くよー?



…んもう。
しょうがないんだから…。

布団取ってこよっと。

…寝顔キレイだな…。





はっ!
ちがう、違う。
ふとんっ。




ばふっ。
…………。


こっそりとなりに入って寝たら…怒るかな?


…いいよね、たまには。

…もぞもぞ。

あ。
…宵風、あったかい。


「…ん。」
「わっ。」

起きちゃう。
…静かに、そっと…。


まつ毛長いな…。


そうだ。
今なら額にキスしてもいいかな。

いつも届かないから…。

…それに恥ずかしいから。

ちゅっ…。

「宵風、大好きだよ…。」

こんな時しか言えなくてゴメンね。


あぁ早く起きてくれないかな。
でもカワイイからいっか。
このまま寝ちゃおう。



こんなことしたのはヒミツ…。





無防備な君が悪いんだよ。








『恋人にはヒミツ』壬晴偏です。
やはり絵からきてます。
口調がおかしいのは…許して下さい。
ほんわか甘いの好きっ♪

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