そのたのよみもの
□*君へ依存する(ハセヲ視点)*
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「ハセヲ......?」
横からふと、声が聞こえた気がした。
「Σ!!?え、エンデュランス!?///」
俺は思わず後退りしてその場に尻餅を着きそうだったが、
「.........?」
自分を誰かが支えていた。
思わずリアルで椅子から転げ落ちるかと思った......!!
と、安心した矢先、俺はふと、今の自分の姿を見た。
「Σえ!?え、エンデュランスゥ!!!?な、何してんだよお前ぇ!!?///」
俺は思わず奇声を上げてしまった。
「何って...、ハセヲが傷付く姿を見るのは、心が痛いんだ......」
「わ、判ったから早く下ろせ!!は、...ずかしい///」
今のハセヲの状態は、世間で俗に言う、
お姫様ダッコをされている状態だ。
「顔を真っ赤にして恥ずかしがってるハセヲも「Σ本人の前でさらっとそんなこと言うなぁ!!!///」
とりあえず降ろしてもらった。
あぁ、周りのPCこっちを見てるよ...めっちゃ見てるよ...。
て言うか、普段普通は見ない光景だからな(ぉ...姫様、ダッコなんて)
「そんなハセヲも好きだよ...」
ふとエンデュランスが言った言葉に、
俺の心臓は鼓動した。
その理由を俺は知ってる。
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