そのたのよみもの
□*君へ依存する(ハセヲ視点)*
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「はぁ.........」
今振り返れば、どう考えても怪しい行動だったと思い、非常に後悔している俺...自分が情けないよ、ほんと......。
「大体シラバスがあんなこと言うから......」
"恋とかで悩んでたりする?"
俺の頭ん中で今この言葉が駆け巡っている。
そして腕を組み橋の上から川を見つめていた。
「これじゃあまるで今の俺......」
―――シラバスの言った通り...?―――
「......Σって何言ってんだよ俺ぇ!!大体こ、こ、こ.........ぃなんてさ!!!ありえねぇ、絶っっ体ありえねぇ!!!」
やべぇ、明らかに今俺怪しい人だよ......。
頭抱えながら叫んでいる不審者に近いよ......。
どう考えても言い訳にしか聞こえねぇ......
「............ん?」
まてよ。
もしこれがこ...ぃだったとして、
...一体誰を想像して頬を真っ赤にしてたんだ俺?
確か俺が無意識にぼーっとしてたのって......―――
「Σ!!!!?///」
そしてそれが誰なのか気付いてしまった。
その直後だった。
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