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□ティキラビ(D灰)
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「ティキがエクソシストを殺す時ってさ、
 オレ達がAKUMA壊す時と同じような感覚なんかね」
「それ、どんな感じ?」
「【自分にとって、害ある物を壊した】って気分さ」
「つまり【人を殺した】的な感覚はないのね」
「そそ」
「オレはあるよ、人殺しの感覚」
「マジ?」
「オレだって【人間】だからね」





あとがき。





エクソシストがAKUMAを破壊する時。
きっと、彼等に【殺した】なんて感覚は無いはず。
だって、AKUMAは【既に死んでいる者】だから。



でも、ノアの一族がエクソシストを殺す時。
それは、間違いなく【生きている人間】を殺している。
ノアにとっては、それが当たり前なのだから、
疑問に感じたりはしないだろうが、
それでも、【人を殺している】感覚は持っていて欲しいと思う。



だって、ノアの一族は【人間】なのだから。
中立であるラビだからこそ、
ノアの一族相手にさらりと出来る会話があると良い。

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