テニスの王子様
□拍手御礼眼鏡をかける夜〜宍戸総受け四天宝寺編〜
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拍手御礼眼鏡をかける夜〜宍戸総受け四天宝寺編〜
【ペア1.白宍】
「宍戸は、眼鏡かけやすそうやなぁ」
白石の突然の言葉に、宍戸は「は?」と、
素っ頓狂な声を上げた。
「いや、宍戸ってさ、前髪短いやろ?
眼鏡かけとっても、邪魔んなることとか、
あんまないんやろなぁ思て」
「…確かに、切ってからは、邪魔んなったことはねぇな」
「せやろ?」
宍戸の答えに満足した白石は、前髪を指でつまみながら、
「俺も前髪、切ろっかなぁ」と呟き。
その白石の頭を、宍戸は乱暴に掻き混ぜた。
「ちょ、宍戸何すんねん?!」
「お前は前髪長くていいんだよ」
「眼鏡は俺がかけるんだから」と言いつつ、
そっぽを向いた宍戸に、白石は「せやな」と、笑みを浮かべた。
End.
→千歳宍