テニスの王子様
□夏休みの弊害
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「…あれ?どれだっけ…これでもないな…」
今日から2学期開始の宍戸は、通学路を歩きながらブツブツ言っていた。
手には携帯、耳にはイヤホンがつけられている。
「頭に曲は流れてんだけどな…なんて曲だっけ…」
夏休み中に音楽を聴いていなかった宍戸は、
曲名を思い出せない曲が多々あった。
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「ん〜…なんや気分が乗らへんなぁ…だるいんかな…」
今日から2学期開始の忍足は、教室で窓を眺めながらブツブツ言っていた。
自分の席に座り、ボー…っと肘をついている。
「せや、久しぶりに歩いたから疲れとんのやな、授業中寝てまおっと」
夏休み中に家から出なかった忍足は、学校に来るだけで疲れていた。
End.
→あとがき。