テニスの王子様
□2次元→3次元
2ページ/3ページ
話を聞けば、跡部は新開発された次元マシンに乗って3次元へやって来たらしい。
使用権限は跡部だけのようなので、そこは一安心である。
「まぁ驚くのは分かるが、すぐ帰るから落ちつけよ」
「どうやっても非現実的すぎて落ち着けないって…」
「すぐ帰るってことは、何か目的があるのかい?」
加藤が見た目冷静・内心バクバクで聞けば、
跡部は爽やかな笑みを浮かべながら頷いた。
「あぁ、3次元の俺様を確認したくてな。
でも、俺様を演じているのが2人で良かったぜ。
まさに俺様だ。3次元でも俺様を王様でいさせてくれること、感謝するぜ」
跡部のその言葉に、2人は顔を見合わせ、そして微笑んだ。
End.
→あとがき。