テニスの王子様

□ほんと、妬けちゃうよね。
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HP改装後9作品目となります。



今回は【高校生の片想いシリーズ】第三段として、
手跡の跡部に想いを寄せる入江の気持ちを表現しました。
入江は相手の心の内を【スケスケ】に見ることが出来ますよね。
まぁ、スケスケに見えるなんて表現はされていませんけど。
入江が「ボクがキミの心を透かして見れるように、キミはボクの骨格レベルまで…」
という発言をしていたので、見えるものは違ってもレベルは同じと判断しました。



今回の物語で入江は、跡部が手塚を想う気持ちを透かして見てしまえた為に
見えなければもっと気持ちは楽だったかもしれないと思っています。
そして、心を透かして見えてしまうからこそ、素直に行動出来ない自分と、
手塚を純粋に想ってプレイする真っ直ぐな跡部を自身の中で比べています。
心を透かして見えるのは嫌いじゃないけど、純粋なのも羨ましいと思っています。



結局の所、入江は欲張りなわけですが、一番欲しいのは勿論跡部。
でも、跡部の中にどれだけ手塚がいるかも分かるからこそ、
どうしようもなく、もどかしく、思わず妬けてしまうのです。



そんな入江って、結構可愛くないですか?



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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