ジャンル混合

□何気ない日常
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「レイムさんレイムさーん」
「うるさいぞザクス、静かにしろ」
「レーイームーさーんーっ!」
「あああああっ!」



書類業務を片付けているレイムの正面で、
マフィンを食べているブレイクがしきりに話しかけている為、
業務に集中出来ないレイムは、怒りからペンをへし折り。
歪に折られたペンの音を聞き、ブレイクは「あららぁ」と、呑気な声を上げた。



「ペンを折る程感情的になるなんて…どうしたんです?」
「お前が静かにしていれば、折ることはなかったんだが、な…」



自覚があるにも関わらず、どうしたのかと問うブレイクに、
レイムは、深いため息を吐きながらデスクの引出を開け、
予備のペンを一本取り出した。



ちなみに、今レイムが行っている書類業務は、
本来ブレイクが任されている業務内容だったりする。
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