ジャンル混合

□もし黒子が赤司にベッタリだったら。
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昼休み。
帝光中バスケ部【キセキの世代】と呼ばれる
赤司・緑間・紫原・青峰・黄瀬の5人と
【幻の6人目】と呼ばれる黒子の計6人は
いつものように皆でお昼ご飯を食べていた。



そんなどこにでもありそうな、
ごくごく普通の男子中学生の日常。
しかし、普通外の内容がそこでは繰り広げられていた。



「赤司くん赤司くん」
「どうしたんだい、テツヤ」
「このミートボール、なかなかイケますよ」



そう言いながら、黒子は自分のお弁当箱の中に
入っているミートボールを箸でつかみ、
隣に座る赤司の口元まで持っていく。



「もしハズれた場合は…分かっているね、テツヤ?」
「ハズすなんて、有り得ません」



黒子の返答に、赤司はフッ…と微笑み、
差し出されていたミートボールをパクリと口に入れた。
もぐもぐと口を動かす赤司に対して、ニコニコと笑いながら
「どうですか?美味しいでしょ?」と、問う黒子。
そして「あぁ、本当に美味しいね。ありがとうテツヤ」と、
こちらも笑顔で返し、そのまま黒子の頭をポンポンとする赤司。



そんな、2人だからこそ有り得るとある男子中学生の日常。





End.





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