ジャンル混合

□花言葉50のお題企画(前半戦)
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3.勿忘草(黒桃)





今日は帝光中学校卒業式。
帝光中バスケ部【キセキの世代】と呼ばれる
赤司・緑間・紫原・青峰・黄瀬の5人と
【幻の6人目】と呼ばれる黒子の6人も
今日の卒業式をもって元チームメイトとなり、
次に会う時には全員好敵手となる。



そして、元チームメイトとなるのは
マネージャーである桃井も同じである。



桃井はアイスの当たり棒を貰ったことで黒子に恋をした。
しかし、黒子を追い掛けるのかと思いきや、
桃井が選んだ高校は彼女の幼馴染であり、
黒子の光影の関係にあった青峰の進学先である。
1人で放っておくと何をしでかすか分からない青峰を
放っておくことは出来ないという考えからだった。
勿論、黒子と離れ離れになることが寂しくないハズがない。
だが、桃井にとって幼馴染である青峰の存在もとても大切なのだ。



「テツ君…!私のこと…忘れないでね…!」



泣きじゃくりながら気持ちを伝える桃井に、黒子は
「勿論ですよ。桃井さんのこと、
 忘れるわけないじゃないですか」
と、笑顔で返すのだった





(私を忘れないで)





→4.カミツレ(跡宍)
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