リリカル小説

□管理局最速のオヤジ 現る
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時空管理局 ミッドチルダ地上本局



地上本局のある一室、そこに2人の男性がいた

一人は机に座っており、もう一人はその机の前に立ち座っている男になにやら報告をしているようだ。


「それは本当か!?」
「はい、先程確認しましたが間違いないようです」
「そうか…」


机に座っている男は報告を聞き驚いた顔をしたが、次第にその顔に笑みが広がった。

男は座ったまま、立っている男に下がるように告げると、立っていた男は一礼すると部屋から出て行った。

部屋に一人残った男はイスの背もたれに身体を預けえると


「あのバカ息子が……帰ってきたのなら連絡くらいよこせ」


男はそう言って顔の笑みを深めると、ズボンのポケットから一つの鍵を取り出すと、イスから立ち上がり部屋から出て行った。


その3分後

その部屋を訪れた一人の女性がその部屋にいるはずの男性がいないことに気付きいぶかしむのと同時、駐車場から一台の金色のド派手な装甲車がものすごいスピードで走り去った。





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