抒情詩
▼書込み
08/07(Thu) 23:43
回想、そして
百合姫
十六夜の月 忍ぶ逢瀬
白き肌の君 唇愛しく
重ねた両手 互いを繋ぐ輪廻の糸よ
奈落までもと誓った刹那
嗚呼深々と 君によく似た雪が降る
我が身に降れ 切なく冷たく
我が身に触れ 狂おしく熱く
嗚呼零れた涙 儚く散華
言の葉に紡げるはずもない
発すればきっと消えてしまうのだろう?
せめてもう一時その微笑みの中で
現在【イマ】を抱き 私は生きる
泡沫の久遠の君と
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