ss

□log部屋
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日記から。
ライル妄想が止まらなかった日のことです(笑)。
まさかこんなことになろうとは…
(注:ニール没後のsssです。)




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成層圏と電離層の狭間
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ニール。


お前はいつも一歩先を見ていたね。

いつだって、そう。

家族を喪った時も、お前はすぐに行動を起こした。
情報をかきあつめて、まだちっちゃかった手に武器を持って。

あんなにちいさかったのに。



ニール。

仇は取れたか?

お前の気は済んだのか?


前に、進めたか?


お前はいつだって一歩先を見ていた。


でも、

優しかったお前はただ先を見るだけで、俺が追いつくのをずっと待っていた。


お前はただの一歩だって動かなかった。







成層圏をその翡翠の瞳で貫き通したお前。


お前には、何が見えていた?



俺には見えないというなら、電離層の彼方までお前を呼ぶよ。





第二のロックオンとして。










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成層圏と電離層はよく対比されるそうです。

ロックオン・イオノトス?

電離層では地球上から出した電波を反射するので、長距離無線通信を可能にするそうです。

そして双子は、片割れを呼び続ける。









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stratosphereとionosphereの狭間
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2008.6.01のものです。
日記にぽっと出した初めてのものだったので、なんだか緊張した記憶が。
このときから支離滅裂でした。
2008.7.23回収。

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