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□log部屋
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――そんな気紛れなひと時を 永遠だと信じたりして
そんな不確かなものを 運命だと信じたりして
泣いたり 笑ったり 愛したり 憎んだりして
その束の間 遥か過去の光に想いを馳せたりして――
またしてもサンホラから引用させて頂きました。
どんだけ好きなの。
↓衝動のままにsss↓
死にます。グラロクと言いたい。
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束の間の幻想に囚われた
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ぱぁん、と乾いた音が響いた。
グラハムが、それは耳に慣れた銃声だと気付いた時には、胸元は吹き出す血で真っ赤に染まっていた。
目の前では、愛しい彼がわらっている。
手には鈍く光る銃。
その銃身から昇るほそんだ煙を見ながら、何故彼がここにいるのだろう、とぼんやり思っていると、彼は口を開いた。
「これで、お揃いだ」
霞みながら見る彼の服は、いつも落ち着いた色合いを好む筈なのに、今日に限って鮮度の高い赤色だった。
今の自分と同じように。
「これで、お揃い」
ああ、しあわせ。
歌うように告げた彼の唇はそのまま笑いを深め、手からはぼとりと銃が落ちる。
そして、彼の身体はぐらりと傾ぎ、コックピットから崩れ落ちていった。
そう、自分がたった今貫いたガンダムのコックピットから。
―――、ああ、彼だったのか。
グラハムは、何故自分がこれほどまでにガンダムに焦がれていたのか唐突に理解した。
そして、わらいながらおちていったかれのもとへと、またおちていった。
――左手には花束 右手には約束を 疾りだした衝動は もう止まらない…
お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ…
貴方の白い衣装も 今は鮮やかな深紅
酸素に触れた赤は やがて黒に近づき示す
二人はもう永遠に 一つにはなれないという事実を…
凍てついた銀瑠璃の星々 燃上がる滅びの煌きよ
失くした楽園の夢を見る 私を導け《星屑の幻灯》――
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『Elysion〜楽園幻想物語組曲〜』
より、「StarDust」から引用、抜粋。
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そんな気紛れなひと時を 永遠だと信じたりして
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2008.6.03。
2008.7.23回収。
サンホラだいすき。