学園アリス

□第2話
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し〜ん。




皆が扉の方を凝視している。




涼介は機嫌が悪くなり睨み返している。













「あ、あのアンタ誰?」




帽子を被った男子生徒が聞いてきた。





涼介は声のする方を見ると、うぉっと声をあげてそこまで歩いて行く。




ズンズンと歩いてくる不良に少しビビって後ずさりをする男子生徒。


涼介はそんなことおかまいなしに、急に男子生徒の顎をつかんでクイッと上を向かせた。

























「なかなか俺好み」













「は?」










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