学園アリス

□第4話
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涼介はまだ睨みあっている2人をほおっておくことにした。





「お前とは初めましてだなぁ。イガグリクン。俺は三木涼介。先輩だかんな。」





持ち上げ「棗さん、なんスかコイツ。」





「コイツだと?・・・先輩って言ったじゃねぇか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・何それ・・・・。」





少し不機嫌になっていた涼介は持ち上げの腕の中にいるものを見て目を見開いた。





「・・・・・・・も、もしかしなくてもその歳でもう子供がぁ?!」





涼介が指さしたのは、持ち上げの腕の中で少し眠たそうにしている3、4歳の男の子だった。





持ち上げ「違うわ!この子は初等部A組の聖陽一。危険能力系で棗さんに懐いてんだよ!」





「へぇ、こんな奴いたっけかぁ?」






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