小説

□彼の視線
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火曜日は1週間で一番大好きな曜日。それは彼と唯一一緒に帰れる曜日だから


『じゃあね〜塔子』

まだ鞄に教科書を詰めている塔子は、高校で知り合って驚くくらい意気投合しちゃって、あたしの中じゃもう親友の域に達している

『明日美今日は帰るの早いねって、今日は火曜日か』


納得したようにクスクス笑って、塔子は手を振った








『明日美!』


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