小説
□ハピバ
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でも、そこには先輩の姿はなくて、その場にいた他の人の視線を浴びてしまった
―――クスクスッ
部屋の隅にあるカウンターで、女の人が笑う
『薩摩先輩こんにちわー
先輩まだ来てないんですか
』
薩摩先輩は図書委員長で、毎日図書室にいるから、自然に仲良くなったんだ
長くてきれいな髪に、すらっとした手足。そこらへんのモデルより全然綺麗!!それでいて、勉強も性格も良いんだから、まさにパーフェクトだよね!
『お前なぁー図書室なんだから、静かにしろよな』
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