□ひと夏の恋
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『海に帰る泡のように』

知らない土地で

寄り添う二人


楽しいだけじゃ

本当の恋人には

なれなかったんだね


最初から信じて

なんて言っても

無茶な事だし

二人の微妙な亀裂と

タイミングが



サヨナラに繋がった



あんなに

愛しあったのに

最後には

悲しみしか

残らなかった



君と出会った

あの日から

やり直せたらと思う

ある夏の終わりの日
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