拍手お礼クラロイギャグSS

「X'mas Present?」

⇒ネタバレとギャグが苦手な方はお逃げ下さい;




***



私の帰る場所…


私が帰れる場所…


私を迎えてくれる場所…





…それは確かに存在した。




そして…
私を迎えてくれる…



大切な…


大切な…


かけがえのない私の家族…



大切な…


大切な…


私の愛する者達…



私の愛する家族…



妻アンナと息子ロイドは確かに存在した。


それは永遠とも呼べる時を経て、凍てつき…氷の如く冷え切ってしまった私の心を、優しく…そして温かく包んでくれたのだ。

私は言葉では言い表せない程幸せだった…


しかしそんな幸福も遠い昔に全て失ってしまったのだと信じていた。


私は二度とあの幸福を…

あの温もりを手にする事はないだろうと思っていた…












…が、


ロイド「親父ーっ!父さーんっ!! たっだいまぁ〜♪」

クラトス「るぉおおおぃいいいどぅぉおおおーーっ////」







私は今、温もりと幸せの絶頂の中にいたっ///!!!







** X'mas Present? 〜クラロイギャグSS〜 **





ロイド「だぁああーッ!!もうっ!帰って早々うぜぇーったら(怒)…そんな事より怪我の具合はいいのか?」

クラトス「Σう‥!?(聞こえないフリ)お…お蔭さまでな、ダイク殿には本当に世話になっている。…しかしロイド!まさか今日帰ってくるとは思わなかったぞッ////」

ロイド「そのわりには俺のコト玄関で待ち構えていたよーな気が…」

クラトス「フッ…何かの間違いだろう?(←実はロイドがシルヴァラントに戻って来た時点で発見し今まで追跡していた)」

ロイド「(その返事がもう怪しいんだよι)…まぁいーけどさ;…で、俺が帰って来たのは明日は何でも『くりすます』?だからゼロスが自由行動にしようってうるさくてな(笑)」

クラトス「成る程な…(そんな成り行きだったのか…ナイスだ!アホ神子よっ!!)クリスマスはテセアラでは大切な行事の一つで、家族や恋人達で祝福しプレゼントを渡したりする…曰ば祭りのようなモノだ。ちなみに今日はクリスマスイブと言うのだぞ?(ニコッ)」

ロイド「(に…ニコッて…)うん聞いたよ。でもイセリアにはそんなのないだろ… 俺やコレットは知らなくて恥かいちゃったし…///」

クラトス「恥じる事はない、繁栄していたテセアラだからこその行事だ…仕方あるまい。ところで皆はどうしたのだ?」

ロイド「ん?とっくに解散してるからな〜;たぶんコレットとジーニアスと先生はイセリアにいるんじゃないかな?」

クラトス「何…とっくに解散だと?お前は今まで何をしていたのだ?」

ロイド「ゼロスん家にいた」

クラトス「Σぬぅうううぁああああにぃいいいーッ!!!?」

ロイド「あっ;…いや、えーっとゼロスの奴『俺様ん家でパーティやるから』って俺だけなかなか帰してくれなくてさ…って別に飯食っただけなんだけ―…」

クラトス「やはりテセアラまで追跡するべきだったようだな…」

ロイド「Σ追跡ぃ!?…追跡ってあんた怪我してたんじゃないのかよ;(ってかオリジンの封印てその程度だったのか?)」

クラトス「ロイドっっ!!!!」

ロイド「はいっっ!!!?」

クラトス「5分待ってなさい」

ロイド「は…はい…(ゼロスごめんっ!今のうち謝っとくっ///)」













5分後…


クラトス「フッ…待たせたな。今日は燃えるゴミの日だったのを忘れていたっ++」

ロイド「…(称号がジャッジメントに変わってるし!ゼロス死んだよな…本当にごめんっ;せっかく作者の意向でクラトスルートにも関わらずゼロスを生かしてくれてるのにーーっ!!!)」


クラトス「さあ始めようか…?」

ロイド「Σいや何をッ!!!(ドーーン)」

クラトス「ロイド…嬉しい気持ちは分かるがそんなに驚くなι」

ロイド「クラトス…あんたやっぱ重症だよ」

クラトス「いやな…私は家族でもう一度温かなクリスマスを過ごしたいと…ずっと…ずっと… アンナとお前を失ってしまった忌まわしきあの日から私はずっと夢見ていたのだ…」

ロイド「…父さん(何だか急にシリアスになったな〜)」

クラトス「今日はお前も帰って来たことだし、ダイク殿がご馳走を作って(作らせた)くれた。私もお前にクリスマスプレゼントを用意したのだぞッ++」

ロイド「ま…マジかよ!プレゼントって///」

クラトス「フフッ、明日になるまでのお楽しみだ?」

ロイド「何だよそれ〜っ!!今くれよーっ////」

クラトス「さあロイド、パーティを始めよう!」

ロイド「うう〜ッ//プレゼント〜っ!!!」









こうして聖なる夜は更けていく…






クラトス「明日はクリスマスか…」




私が夢見たもの…

二度と手にする事はないと信じて止まなかった…



クラトス「ありがとうロイド…ありがとうアンナ…」







それは家族と過ごす温かなクリスマス…


我が生涯最高のX'mas Present…






***


(おまけ)



次の日、ロイドにプレゼントと称し無理矢理キスを迫ったクラトスは、愛する息子にブン殴られた揚げ句ノイシュの小屋で寒い一日を過ごしたという(笑)


ロイド「いや笑えねぇーし…(怒)」

クラトス「ス…スピパヘム(←スイマセン)」




END?




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どっ土下座しますッ!!!
このようなクソ駄文に最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました;
ホントにしょーもない話ですぃませんでした…


管理人凪鴉

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