捧色の間5
□負けたかったゲーム
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前書き
このお話は『捧げ色の間2』にある
『優しいゲームを始めよう』の続編です。
ですが、その前に前提を説明いたします。
このお話では、楸瑛はちゃんと三つ子を識別できるという設定です。
だからすみませんけど、【白虹】で言ってた
『全員が“雪那”を演じていて、見破られると他の2人が殺される』っていう物騒なのは無かったことにしてください。
名前をマトモにつけて貰えなかったのは、やはり不吉の兆候ゆえに、長兄にだけ名前を付けたということで。
ご都合主義ですみませんが、でないとこの続編、成り立たないのです(汗)
よろしくお願いします。
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