その他著権駄文部屋3
□居眠り猫にほんわりと・・
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「ん?」
おお!?
バイト中に立ち寄った地域の公園で
思わず足が止まる
なんで
こんなに猫がいっぱい居るんだろう?
ガオーンが居たら
絶対発狂(?)するだろうなぁ
と
思いながらも
近くに寄ってきた猫を
思わず撫でる
うわぁ…
撫でさせてくれるんだー
すっげえー
人に慣れているのか
猫は怖がったり
警戒する様子を見せず
にゃあ
と
鳴いた
そんな愛くるしい猫に別れを告げつつも
公園内を歩く
バイト中と言うことを忘れて
思わず
あちこちに居る猫達の姿を
スマフォのカメラで写真を撮りながらも
様々な被写体の猫に
思わず頬を緩ませながらも
撮っていく
ふと
日除けがあるベンチに目が向いた
其処では数匹の猫が
気持ち良さそうに寝ている姿が見える
寝てる姿とか撮れたら
可愛いかも…
と
静かに近づいて見る
「…」
…おう?!
猫達に集中して気づかなかったが
眠る猫達に囲まれるように眠っている
人物を見つけ
驚く
「(えらく懐かれてるなぁ…)」
驚きながらも染々と
猫達と共に眠る人物、ステイシーに感心しながらも
パシャリ
と
一枚
あ
なかなか良い感じに撮れた
「(…普段からこんな感じなら可愛げがあると思うんだけどなー)」
撮った写真を眺めて
うんうん
と
思わず納得する
出会えば即戦闘
どういうわけか嫌われてしまっているし
“敵同士”だから仕方ないけれど
「(どうせなら仲良くしたいんだけどなー…)」
ふぅ
と
溜め息を吐く
そんな自分に気づいてしまったのか
寝ていた猫の一匹が
にゃあ
と
声を上げ
それを皮切りに寝ていた猫達が起き始め
ステイシーも目を覚ましたものだから
全力で逃げる羽目になった