その他著権駄文部屋1

□その笑顔を見るために
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(この配線はここでいいだろう・・)

一つ一つ機械の部品と配線を繋ぐ

そして新しい部品となる

それを幾つも作り組み立てる

その作業を繰り返す

一度覚えてしまえば簡単で

新たなものを考え作る

そしてそれが人間共を痛めつける道具(へいき)となる

そう考えると面白くて楽しくなる

だが何故だ?それだけでない気がする・・・


「おぉーい!レイ!!ぎって来たぜ!!プレシャスを!!」

考える最中に声がする、喧しい相棒の声が

「あぁ・・」

相棒に振り向くことなく作業を続ける、そんな自分に相棒は相変わらず

「うっひょお♪ここまで組みあがってるたぁさすがだぜ!!レイ!」

喧しい

「当然だ、俺をなめるなよ。後はお前が持ってきたプレシャスを組み込むのと外側を取り付ければいい。」

「くー!!さすがぁ!!」

まだ、動くことのないクエスターロボを見てガキのようにはしゃぐ・・・

「だったら角つけようぜ!!かっこいい奴をよぉ!!って?どうした?レイ」

「あ・・・いや。なんでもない」

何時の間にか作業の手が止まり相棒のガイを見ていたようでガイが心配そうに見てきた

「いや、ならいいんだけどよ」

すぐさま、まだ出来損ないのロボを見てはしゃぐ・・あぁ、そうか俺は・・

「角はつけんからな」

「えーなんでだよ!!」


お前の喜ぶ顔を見るのが好きだから

壊す道具を作るのか

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