日朝キッズ駄文部屋

□その願いは現実に
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「な〜」

満点の星を地面に寝転がりながら見上げた
掴めそうで届かない
それは何万年と昔に消えた恐竜たちと同じに感じた

「もしさ…今も恐竜たち生きてたら…もし、急に現われたら二人はどうする?」
「リュウタは夢見すぎ」
「ありえないよ。当の昔に絶滅してるんだから」
「だーからー」

現われたらって言ってるじゃん!
何で二人は、現実主義っていうのか
大人振ってるというのか…
満点の星に更に手を伸ばす
この手が届けば
何万年にも届くかもしれない
そうすれば

「会ってみたいなぁ〜」

出会えるかもしれない




※1話の前辺り

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