その他著権駄文部屋2
□”自分”だけの・・
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「…」
この“人間”が
私の
“マスター”…
本来
“マスター”
と呼ぶべき筈の少女と話す少年
アラセ
と
名乗った少年に
気づかれないように
視線を向ける
「(私だけの…マスター)」
私
だけの…
有象無象の中の“一体”でもよかった
いや
それが
決められたことと言うのは
理解できていたことだ
なのに
だけど
「(私…の“マスター”…)」
思いがけない状況に
どうしたらいいかわからず
クロスは
「よろしくね!クロス!」
「…はい」
こ
心の距離を感じる…
と
から笑いを溢す
“マスター”に
突っ慳貪な態度がもれた
※クロスはツンだろうよ
ツンのデレだろうよ