その他著権駄文部屋1

□“その日”のドライブピット〜ライダー編〜
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‐おまけ‐


「あ、静かにお願いしますね。」

自らのスマフォを取出し
熟睡するライダー達を
パシャリ
と写す
シフトカーやシグナルバイクが霧子の周りや肩に乗り
その様子に興味があるのか引っきりなしに騒ぎ立てる
そんなシフトカーやシグナルバイク達に
しぃ

口元に指を当てて静かにするように促しつつも
協力して貰いながらも画像を収めていった

「大丈夫よぉ〜。そんなことしなくても〜」

起きやしないってぇ〜
けらけらと
りんなは笑い

「もう…皆気持ち良さそうに寝ちゃってさぁ〜」
「…そうですね。」

ピットって
何となく落ち着きますよね…
ふふ

写した画像を整理しながらも
小さく笑う

「だからさぁ〜あれなのよねぇ〜羨ましいというかぁ〜」
「?」

ん?
りんな…さん?
何やらりんなから異変を感じる…
スマフォから顔を上げ
りんなの方を思わず向けば
りんなは
うひゃひゃ

急に笑いだす
その様子に思わずビクッと身体が震えた

「実は私ねぇ〜♪」
「???」

あ、あの…

りんなさん…?
りんなの豹変に思わず息を呑む

「いや…ね。実は彼女にこの数日無理をさせて居てね…」

徹夜続きで…
頼んでいたことや
彼女自身の研究やら
あれやこれやが
被ってしまってみたいで…
クリムが霧子にボソボソと呟く
ああ
それで…

「私も…何か手伝えたらいいんですが…」

それができれば…
りんなさんをこのテンション(?)にまでさせる必要も無いのですが…
思わず
自分で言い
霧子は落ち込む

「霧子ちゃんやっさしぃ〜♪」

ぎゅっ
ってしたい♪
と言いながら
りんなは霧子を抱き締め

「これが私に出来ることだもの〜気にしないで〜」

りんなの行動に驚きながらも
はにかみながら
はい
と霧子は返事を返した

「時に霧子ちゃん。」
「?」
「寝ちゃってる可愛子ちゃん達の…」

鼻に
ドライバー突っ込んでいい?
キリッ

りんなの目が光り

「はい!」
「え!!」

霧子は
稀に見ない笑顔で
そう返事を返し

「あ、剛とチェイスはやめて上げてください。」

可愛そうですし…
泊さんなら大丈夫です
最高の相棒ですから!
仕事をサボり
時間を費やさせた事を霧子は忘れてはおらず

「どうせなら…それを写真にとって特状課の一室に引き伸ばして貼って上げましょう!」
「ちょ、ま!」
「オッケェ!すたぁとゆあえんじぃん!!!」
「や、やめ!!」


起きたまえ!進ノ介
いや
全員起きたまえ!!!
ドライブピットにクリムの絶叫が響いたが
ライダー三人が…特に赤いライダーが難を逃れたかは定かではない(笑)
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