Mix Charge!

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二年部員は、幡谷と新離を先頭に、学校を抜け出し(と言っても放課後なので別にいいのだが)ある住宅地を訪れていた。

ジン「噂の元をたどるって言っても、こんな所来てどうすんのさ。」

ジンがどんどんと進む幡谷と新離を追いかけて質問を投げかけた。

新離「……噂と言えば、というものです。」

新離は振り返り答えると薄く笑った。

ジン「……?」

どうやら新離には思い当たる節があるらしい。
ジンはクエッションを浮かべたまま、サクサクと歩みを進める新離の後を追った。




幡谷「そういや、一年大丈夫かの?」
新離「光さんが居ますし、心配ないでしょう。」
雅「だからこの間、生徒会の仕事を軽減したのか。」
ジン「え?どういうこと?」

新離と光が根回しして、生徒会に優秀な人間を入れたことを知らないジンだけが、疑問を投げかけるが、誰も答える者はいない。



そして、新離がある家の前で歩みを止めた。




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