Mix Charge!

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002 大城戸家にて麻雀大会!?


ハイ、ジンです!初登場でドアに激突して笑いもとれないということを筆頭とした悲惨な目に合いまくった、大城戸ジンです。

そして今回も悲惨です。なんでって、そりゃああの実研(なんでも実戦研究部☆の略)の今日のターゲット(開催地)に強制的に選ばれたから。
横暴だ。……言えないけど。

そんなわけで、土曜日という華の休日に奴らはやってきた。



光「こんにちは。」
ゼン「やぁ…。」
新離「おじゃまします。」
雅「何つっ立ってんだ、ジン。茶ぐらいだすのが礼儀だろ?はやく用意しろよ?」

直樹「あー、なんや……ドンマイ。」
幡谷「おっじゃまー。」

口々に勝手な事を言いつつ、ずかずか家に入る6人。

ジン「えっ!?ちょっとっ!家教えたっけ!!?」

雅が家に来たことは無い。来たがらないし、オレがいつも雅の家に押し掛けていたから。
最後に入ってきた幡谷はオレの質問に嘘くさい笑顔で人指し指を立てて答えた。

幡谷「調べた。」

……調べた。そうですか。いやぁ、幡谷くん。
余計なコトをぉぉおぉお!!!!
このミスター情報網めっ!←ほめてる?

ジン「敵だ!お前は敵だっ!……くそ、信じてたのに…っ。」

幡谷「イヤ、勝手に信じて勝手に裏切ったコトにされても。」

確かにその通り!
だがしかぁし!
同じ、外国人的髪色生物としてここで引き下がるわけには……

雅「はやく用意しろよ?」
「ハーイ!」


……くっそー。つい反射的に答えてしまった。


光「ジン、部屋はどこかしら?」

ナチュラルに訊いてくる光ちゃん。思わず答えそうにもなるが、そうはいかない。

「へっ!誰が教えるかっ」
幡谷「二階、突き当たって左の奥。」

ンなぁぁあ──!!!

オレがせっかく黙ってやり過ごそうとしてるのに!
何故だっ!何故そこまで知っているというのだ!
ま、まさか……ストーカーっ!!?
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