10/29の日記

22:54
Make me?
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「…ごめん。」

彼の口から囁かれた謝罪の言葉

それは
なにに対しての言葉なの?


…泣いていた。
確かに涙が流れてた。
その理由はあなたにはわからないはずなのに。
あなたは自分のせいだと思っているの?
それとも………


少しの沈黙のあと
彼がまた呟いた

「俺、ダメなんだ。」

「なにが?」
胸が苦しくなった。
ざわつく音が体に響く。

「その、…………女の子に泣かれると。
どーしたらいいか、わからない、から…。」


「…っぷ。ふふ、」
「だぁ!!笑うなって!」

ああ。
こういう所が愛しいの。
きっとわからない。
あなたはわからない。
こんなにも私は
あなたの言動だけで
悲しくも嬉しくも
なってしまうというのに。

「…ごめん。」
「え?」




抱きしめられたことに気がつくには
時間がかかってしまった

「こんなに、愛しいって思えるの、お前だけなんだ…。
だから、」

『Make me happy?』

ずっと私を幸せにして。


あなたの赤い顔に
私は強く祈った

彼も幸せになりますように



END...

「あのー、なんで泣いて…」
「ああ。コンタクトがズレて痛くて。」
「………………」
(俺のせいじゃなかったのか…!)


彼は彼女が自分のせいで傷ついたと勘違い。
何しでかしたんだよぉ〜←
こんな切り取った感じの話好きかも(´`*)

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