02/28の日記

23:21
年上男子は好きですか?
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ウチの学校には『二大イケメン教師』がいる…


数学の新野(にいの)先生。
体育の澄也(すみや)先生。


新野先生は、クールさが売り。
澄也先生は明るい所が人気。

学校中の女子は二人に夢中だ…。
新野先生が笑えば、叫び…澄也先生が声をかければ、騒ぎ……
一喜一憂する。


(バカバカしい…)

冷ややかな目で見るのが、私の日常になりつつある…。
とてつもなく迷惑なのだ。

彼らが動けば、女子が動く。
(先生と生徒だろ…恋愛なんて、するだけ無駄なのに……)
いつもの様に…校舎裏のフェンスの上に座り、ため息をつく。うんざりしてきた。
学校辞めようかなんて考える…
まず、騒ぐのだけは止めて欲しい…。


「はぁ。あんな二人の何処が良いんだか…。」

新野先生は冷た過ぎて嫌いだ。
澄也先生は明る過ぎてついてけない。

(二人は顔だけで騒がれているのか?)

だとしたら迷惑なのは、二人だろうに……

「良くわからん…。しばらく学校来ない様にしよっかな…。」

「「そんな事させるかよ。」」

聞き覚えのある二つの声が重なって耳に入ってきた…

新野先生…と、澄也先生…

「なっなな……!なんで此所に!?」

「そりゃ、君を探していたから。」

「でなかったら、こんなとこに来ねーよ。」


いや、そーじゃなくて…
いつも二人は犬猿の仲の様にお互いを嫌っているはずなのだ。
なのに、何故二人して…

「君が学校来なくなったら…僕達が学校に来る意味無くなっちゃうでしょ?」

「そーだぜ?お前がいるから、俺らがいんだぜ?」

「「わかってんの?」」


…………サッパリわかりません…;;

「…いや、そんな事言われても…あなた達二人のせいでうんざりしてるんで…;;」

「あぁ。見ればわかるよ。だからこそ、君なんだ。」
「お前だけだぜ?俺らが気に入ったのは…」

「「好きだ。」」


………は?
ダブル告白…?
しかも教師だぁ!?

意味わからん…!!

「大丈夫…僕達の魅力にきっと陥るから…」
「俺らから逃げんなよ?」



とんだ展開になった…

年上の人からの愛を、
子供の私に受け止める事が出来るのだろうか…?




END...


詰め込み過ぎた…!;;
が、個人的に満足(笑)



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