よみもの
□rejection
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ポスッ…
『え…?』
確かに俺の攻撃が敵にヒットしたはずなのに適は倒れなかった。
いつもだったら一撃で倒せる相手にもかかわらず…
『どうなって…』
信じられない…ただそれだけだった…
訝しげにふと拳を見つめていた俺は敵の攻撃に反応するのが遅れてしまい、上を見たときには敵の影が黒く俺を覆っていた…
ヤバイっ…
咄嗟に防御体制にはいったけれど不意打ち過ぎて防ぎ切れないかもしれないと思い、歯を食いしばった。
が、その行為は無駄に終わっていた…
ザッシュッ
切り裂く音と供に俺の目の前に人影が立っていて…
一撃で敵を倒した…
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